こんにちは。せなかリペア、藤原慧美です(*’▽’)
10月も末になり、寒い日が多くなってきましたね。
寒くなってきますと、身体が縮こまったり・背中が丸くなったりしませんか?
今回は、多くの方が悩んでいる「猫背」についてお話ししていきたいと思います。
まずは猫背のことを解説する前に、正しい姿勢についてお伝えします。
・正しい姿勢とは
背骨(頸椎・胸椎・腰椎・仙椎を合せた総称のこと)がS字状のカーブを描き、骨盤が背骨に対して少し前傾している状態のことをいいます。
綺麗な姿勢は、余計な力を使わず骨格だけで身体を支えることが出来ます。
・どうして猫背になってしまうのか?
猫背の状態:背骨(胸椎の後湾が強い)が丸く、頭が前に出た状態のことを指します。
理由:日本人の生活スタイルに問題があります。
日本人は農耕民族で畑を耕したり・洗濯物をする際に前のめりの姿勢が多く、猫背になりやすいと考えられていま す。
現代においては、パソコン作業で座っている時間が長く※「姿勢を支える筋肉」が低下してしまうことで、姿勢が悪くなってしまうのが原因です。
また、パソコンをのぞき込む・利き手によるマウス操作の姿勢も影響しています。
※「姿勢を支える筋肉」
首・肩・お腹・お尻・脚の筋肉が姿勢を支えます。(抗重力筋)
そのなかでも重要なものをピックアップします。
①ハムストリングス:お尻から脚にかけて付着している大きい筋肉です。膝を曲げる筋肉です。
脚を曲げている状態が長く続くと、ハムストリングスが縮こまってしまい膝が伸びなくなります。膝が伸びなくなると骨盤が歪んだり・背中が丸くなってしまいます。
②腹横筋:お腹をぐるっと包む、天然のコルセットの役割をする筋肉です。背骨・骨盤を正しい位置に保持する筋肉です。この筋肉が弱ってしまうと、綺麗な姿勢を維持することが出来ず猫背になります。
ハムストリングス
・どうして治らないのか?
結論を言いますと、小脳という場所が「猫背」という悪い姿勢を身体に染み込ませているからです。
小脳には運動のフォームや姿勢などの動作を覚える働きがあり、何度も同じ動作を繰り返すことで身体に染み込ませます。
いわゆる身体で覚えるというものです。
身体に染み込んだ記憶は、習慣化されクセとなり治りにくくなってしまいます。
猫背というのは一日にしてならずなのです!
次回は、猫背を改善する方法についてがテーマです。ご期待下さい!
治療院せなかリペア
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