こんにちは。せなかリペア藤原慧美です(*’▽’)
11月も下旬に入りましたが、11月20日現在、上着がいらないくらい温かいですね(^^;
寒くない陽気に驚いています💦
これから寒くなってくるので湯船に浸かったりストレッチをしたりして、お身体を冷やさないようにしましょう!
所で皆さん、かかとの痛み・外反母趾・タコ・O脚等の足のトラブルはありませんか?
今回は、足のトラブルの原因・疾患についてお伝えしていきます!
現在、足にお悩みがない方も「足」はとっても重要な役割をしていますので参考にして頂けたらと思います。
・足の役割
①身体を支える
②立つ・歩く
足首には26個の骨があり、靭帯・アーチ・足底筋膜(足裏の筋肉)で人間の身体を支えています。
足のアーチがしっかりあることでクッションの役割をして、歩行時の重心を変えスムーズに歩くことが出来ます。
また、足の裏の筋肉の足底筋膜のバネがしっかり働く事で足指の曲げ伸ばしが出来ます。
身近な例では、橋のアーチが人間の足の構造に似ていると言われています。
↑橋のアーチ
弓なりになることで隣同士の石が連結し、安定しています。
・正しい足の状態
足の縦・横のアーチがあり、足の骨の配列が整っているのが理想です。
特に重要なのが「距骨(きょこつ)」という足首に存在している骨です。
↑距骨は内・外のくるぶしの中間地点にあります。
・足の歪み方
足首の骨(距骨)が内側に捻じれます。(この状態をプロネーションといいます)
距骨がプロネーションを起こすと足の骨の間隔が広がったり・衝撃を吸収してくれるアーチがなくなります。
↑プロネーションした足
距骨が内側に捻じれた状態
・足が歪む原因
足首の靭帯が関係しています。
靭帯は骨と骨をつなぐ硬いゴムのようなもので、関節を安定させる働きがあります。
骨折や捻挫などで靭帯損傷してしまうと靭帯が緩み、関節が不安定になりプロネーションしやすくなります。
また、生まれつき靭帯が緩いなどの体質も原因と言われています。
・足の歪みからくるトラブル
外反母趾・カカトの痛み・タコやウオノメ・膝の痛みなどがあります。
今回は代表的なものをお話しします。
・外反母趾の場合
距骨がプロネーションする→足首全体が内側に傾く→母趾(第一中足骨)に体重がかかり、硬くなって歩く際に足指の曲げ伸ばしがしにくくなる→母趾を外側に捻じることで母趾の負担を減らす
この母趾が外側に捻じれて変形したものを「外反母趾」といいます。
↑距骨がプロネーションして母趾(第一中足骨)に体重が乗り、硬くなる
↑母趾を外側に捻じることで外反母趾になります
・かかとの痛みの場合
距骨がプロネーションする→足の縦アーチがなくなる(偏平足)→アーチに沿ってある筋肉(足底筋膜)が引き延ばされて炎症が起こる
↑プロネーションによって引き伸ばされている足底筋膜
・足のタコやウオノメ
距骨がプロネーションする→足の指が外に捻じれる→捻じったまま歩行すると足先・足裏が地面にこすれて、タコ・ウオノメが出来る
・膝の痛み
距骨がプロネーションをすると足だけでなく、足首から上の膝関節も歪んできます。
距骨がプロネーションする→膝関節が内側に捻じれる→膝の内側の軟骨がすり減り、骨同士が衝突して炎症が起きる
また、内側の筋肉が引っ張られ傷つくことでも膝の痛みを引き起こします。
↑膝が内側に捻じれ、内側の軟骨に衝突している
皆様も思い当たる足のトラブルありませんか?
私は以前、足の歪みからくるカカトの痛みがあり長時間歩けず辛かったです(´;ω;`)
今は対処して足に痛みが出ることはなくなりました!
ぜひ、皆様にも知ってもらいたいので、次回は足のトラブルの対処法についてお伝えします!
治療院せなかリペア
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