こんにちは。せなかリペア、藤原慧美です(*’▽’)
朝晩は寒いですが、日中は暖かくなってきましたね。
春先は気温差が大きく、体調の変化やケガを起こしやすい時期なので用心をしましょう!
本日はタイトルにあった「RICE(ライス)」についてお話しします。
ちなみにお米の方のライスではありません(笑)
RICEとは急性のケガ(捻挫・打撲・骨折など)における対処法の頭文字4つを表したものです。
R(Rest) :安静
I(Icinng):アイシング・冷却
C(Compression):圧迫
E(Elevation):挙上
それぞれの効果を説明します。
Rest(安静):動かすと刺激による炎症が出てしまうので、悪化を防ぐために安静を保ちます。
Icinng(冷却):冷やすことで損傷した血管の通路を狭くし、血流量を減らします。
細胞の損傷を最小限にして、炎症の進行を止めてくれる働きがあります。
氷やアイスノンが有効的です。
Compression(圧迫):腫れを皮膚表面に出さないよう、テープや包帯で圧迫します。
圧迫しないと腫れや出血が表面に出て、神経を圧迫します。
神経が圧迫されると、じっとしていても強い痛みを感じるので大事な処置になります。
強く圧迫しすぎると末梢の血行が悪くなるので、指先・足先がうっ血してないか確認しましょう。
Elevation(挙上):患部を高い位置にすることで心臓に血液が戻り、内出血や腫れを抑えてくれます。
患部が足の場合は、膝下や足にクッションを置いて高くします。手の場合は心臓より高くします。
↓患部が足の場合です。
今回は、急性時のケガの応急処置についてお話ししました。
ケガは最初の処置が治癒に大きく関係し、特に3日間が急性期といって痛みが強い時期になります。
この時期にRICE処置することで、症状が緩和され治癒に向かってきます。
急性期を過ぎたら、循環を良くするために患部を温めたり・機能を回復させるためにリハビリを行います。
痛みが和らいできたからといって、完璧に治ったわけではありません。
傷ついた組織が完全に回復するのは3~5ケ月はかかります。
包帯を自己判断で外したりケガを放置をすると、後遺症が残る可能性があります。
ケガを治すには応急処置も含めリハビリも大事な治療になりますので、負傷時にはしっかり接骨院や整形外科などを受診しましょう!
ぜひ、参考にしてください(^O^)
治療院せなかリペア
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